FAQ!よくある質問
Q診療してもらうのには予約が必要ですか?
基本的に診療は予約優先で行っております。
ただし、痛みがあるなど緊急を要する時は、お電話またはご来院ください。
Q金属アレルギーがあるのですが、治療できますか?
ネックレスや時計などで、皮膚にかゆみや湿疹が起こることはよく知られています。直接金属が触れている部分だけでなく全身に症状が出ることもあります。その原因がお口にはまっている金属であることもあります。また治療してから数年経ってから突然症状がでることもあります。
個人差がありますが金属の種類によってアレルギーをおこさない金属、おこす金属があります。
多くはニッケル、コバルト、クロム、白金のアレルギーがあります。ネックレスや時計でも汗を介して金属イオンが溶けだしてアレルギーを起こします。一般に卑金属が溶けやすく、貴金属は溶けにくいので卑金属がアレルギーをおこすことが多いです。
ネックレスや時計は取り外すことが容易ですが、お口の中にはまっている金属は簡単には外せません、また金属の代わりとなる素材で同じようなものをはめることが出来なくなることもあります。
そこで、当医院では皮膚科と連携を取り金属アレルギーの検査を行っていただいてアレルギーの原因である金属の種類を把握して歯科治療の方針を決めることにしております。
金属アレルギーによる症状かどうかを検査する必要があります。
Q妊娠中や授乳中に治療できますか?
妊娠中に歯科治療は原則的に行ってはいけないという時期はありません。
ただ妊娠初期16週ごろまでは流産の危険性もありますので過度に緊張するような治療は避けます。
17週から31週であればほとんどの方が問題なく治療できます。17週ごろになると赤ちゃんの器官の形成がほぼできあがり、催奇形性という意味では影響が少なくなるからです。しかし妊娠はデリケートなことですので母子への影響について歯の治療の刺激と治療を行わない痛みなどの刺激との状態をみながらの治療になると思います。
32週目以降の治療は早産の可能性が出てきますので過度の緊張するような治療は避けます。
治療時の体位について
お腹の張り具合により治療椅子をあまり倒しすぎないよう楽な体勢で治療を行います。トイレなど治療中に行きたくなられたら我慢しないで「トイレに行きたい」と言いましょう。X線撮影(レントゲン)ついて
歯科の場合直接お腹にX線があたるということではありませんので問題はないのですが、防護エプロンを付けていただき問題のないことをご理解いただいて撮影しております。ご理解いただけない時は撮影しません。投薬について
妊娠中の患者様には投薬しませんが、痛みがひどく母子に痛みが悪影響を及ぼすと思われる場合は、産婦人科の先生と相談して投薬します。歯科で行う麻酔(局所麻酔)
通常の使用量では母子に影響はありません。それより麻酔ということで過度の緊張をされることの方が問題となりますので、緊張されないよう配慮して行います。当医院で処置できないような場合
二次医療機関(病院の口腔外科)に依頼することになります。
授乳中の歯科治療について
出産直後は母親の体がまだ回復しきっていない時期ですので歯科治療は軽度のむし歯や歯周炎では軽い歯周治療にとどめておきましょう。
飲み薬については赤ちゃが生後3か月を過ぎれば、母乳による赤ちゃんへの影響は出にくいですが、薬の長期投与などの場合は産婦人科の先生と相談して投与します。