平成30年9月から京都市は「健康長寿のまち・京都」の取組みの一つとして、オーラルフレイル(お口の働きが弱ること)の早期発見等を図り、オーラレフレイル対策や誤嚥性肺炎予防などにつなげることを目的として、一般社団法人京都府歯科医師会との連携し、京都市内在住の75歳の皆様を対象とした歯科健診を行なわれてます。
健診費用は公費でまかなわれますので、対象者の方は無料です。
ポケモンGOが私に歩くことへのモチベーションを復活させてくれました。
普段3000歩程度しか歩いていない私が ポケモンGOを始めてから 一日1万歩ほど 歩くようになったのです。
還暦を過ぎたオヤジが 何してるの と思われるかもしれませんが、年齢と共に 椅子から立つときに「ヨイショ」と言ってしまう。 筋力的衰えと精神的衰えを感じるようになっております。
ところで、加齢による筋力低下もさることながら、 転倒などによる骨折でギブスをはめると ギブスの箇所の筋肉が痩せてしまったということを経験されたり、お聞きになったことありませんか。この筋肉を使わないで筋力低下を起こすことを「廃用性萎縮」と言います。
これと同じようなことが、家の中で何もしないでじっとしてたり、寝たきりの状態でいると、加齢による筋力低下以上に筋力の低下が起こってしまします。
「筋活動無し」の状態が1週間続くと15%の筋力低下をきたすと言われています。また 「最大筋活動の20%以下の筋活動」だと 徐々に筋力が低下していくようです。
(最大筋活動:定義が難解なので 何と説明してよいのかわかりませんが 個々の持つ筋力の能力値の様な、例えば 腕の筋肉の場合、腕立て伏せを何回で来るか、 もし10回なら その10回に費やしたカロリーが、その人の腕の能力とすると 普段使っている筋力がその腕立て伏せに使った筋力の20%以下なら徐々に10回できたものが8回6回と低下していくということだと 私は勝手に思っています。説明できる方教えてください)
ややこしいいことはさて置き、 食事をする時も筋肉を使います。口から食事を行わないと4週間で食べ物を飲込むのに使う筋群の能力が52%まで低下してしまうという話もあります。
美味しく食事をしていただくことに係る職種である 歯科がこの食事をする時の筋力の低下にたいして大変気をかけていることは言うまでもないことなのです。
お口の体操、 嚥下体操 というものがあります。(詳しくは またの機会に)
そうそう 歩くということなのですが、一日何歩くらい歩けばよいのでしょう。
厚生労働省のホームページに「身体活動・運動」というページがあります。
そこにこのようなことが記載されています。
(注)「1日1万歩の根拠」
『 海外の文献から週当たり2000kcal(1日当たり約300kcal )以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されている。歩行時のエネルギー消費量を求めるためのアメリカスポーツ医学協会が提示する式を用いて、体重60kg の者が、時速4km (分速70m )、 歩幅70cm 、で10分歩く(700m 、1000歩)場合を計算すると、消費エネルギーは30kcal となる。つまり1日当たり300kcal のエネルギー消費は、1万歩に相当する。』
他にもカロリーは消費してるから、1万歩もいらないということなんでしょかね。