今日、入れ歯が割れたと来院された患者さんの 義歯(入れ歯)を修理している間に、
患者さんがスタッフに「カバの歯は何本か 分かる?」と聞かれたのです。
スタッフは「う~ん 分かりません 何本ですか?」
カバは「40本だよ」
スタッフが「カバは赤い汗をかくて 本当ですか?」
「かく かく でもね。 最初は赤くない 透明な粘液 紫外線などにあたって赤く変色するの、 カバには汗腺が変化した粘液腺というものから 粘液が出ているから 汗じゃないという人もいるの
この粘液自体に殺菌作用とか カバの肌を乾燥や紫外線から守る作用があるらしく、 人の肌にこの粘液を塗ると日焼け予防になるの。 塗るとすごく アルカリ性がきつくてヒリヒリするから塗らないでね。」
「塗りませんよー 塗る機会もないし」
「傷の治りもよいらしいよ」
ちなみに この患者さんは京都市動物園の職員を定年退職された方なのです。
犬は42本(子犬の乳歯は28本)
猫は30本 (乳歯26本)
象は 左右にある牙(門歯)が2本 奥歯が上下左右に一本ずつ 計4本 合計6本。 奥歯は5回も生え変わるそうです。
(うんー 人間が5回も生え変わったら、 俺の仕事なかったなー)
「義歯の修理 出来ました」「人間は 28本(親知らずを含めると32本) 乳歯は20本です」