私は 昨年の9月ごろからサックスを習い始めたのですが、最初、息継ぎの時の空気の吸い方”で 驚いたことに 意識しないと口から吸えないことでした。
ついつい鼻から吸ってしまうのです。先生が 口から息を吸う癖をつけないといけませんと。 楽器を吹くには鼻からだと多くの空気が吸えないので長く吹くことが出来ない、だから 口から吸わないといけないと言われました。 (循環呼吸法という息継ぎの方法もあるようですが)
ところが、歯科治療の時は患者さんに鼻で呼吸をいてもらわないと大変なのです。口で呼吸されると歯を削る機械の水とか唾液が喉に入り ゴホン。 ゴホン。 患者さんの気管に水が入るし 呼吸が出来ないので 苦しくて。 頻繁にうがいをしてもらわないといけなくなり 長い治療が出来なくなるのです
そんなことで、私は 仕事柄 普段の生活では鼻から呼吸することに重きを置いていたので 口から呼吸する口呼吸を意識しないと出来なくなっていたようです
早速、レッスンの帰りに スポーツ店で 鼻栓買って、 鼻栓をしてサックスを吹いて口から吸う練習をしたしだいです。
私は サックスを吹くために鼻栓を買って練習したのですが、 鼻呼吸できない方は 口を閉じて鼻呼吸の練習をされた方が良いと思います。
健康上も鼻呼吸の方が良いようですしね。
歯科医師の立場から言いますと特に睡眠時の口呼吸は、お口が乾燥して唾液が少なくなり「歯周病」や「むし歯」になりやすくなりますので、ご注意ください。歯並びが関係してお口が閉じづらい方は、マスクなどをされるのも良いと思います。
そこで、
ふと思ったのが、 喉の構造上 “口呼吸”が出来るのは 人類だけではないのかなー?
どうなのだろうと思い インターネットで「 動物、口呼吸」を入力して 検索してみました。
結果は「口で呼吸できる動物は人間だけ!」ということでした。
犬は舌を出してハァハァしているじゃないか? と思いますよね。 あれは「鼻から吸った息の一部は肺に達しますが、吸った息のほとんどは喉を通ってそのまま口から出ているそうです。 人間のように 口からの深呼吸はできないようです。