今夜は中秋の名月、十五夜ですね。
十五夜は別名「芋名月」というようで、里芋など芋類の収穫を祝う行事でもあつたそうです。
さて、皆さん食べ物の中でどの様なものが喉につまりやすいと思いますか?
おもち、……
下の図は、窒息を起こした食品を頻度別に示したものです。
もち、米飯、パン、菓子類、魚介類、果実類、肉類、・・・
驚きませんか? 何でもあり と思いませんか
” おかゆ ” で窒息することもあるようです。
お子さんなどは 焼きのりを つめてしまうこともあるようです。 実は私、 コンビニのおにぎりの海苔を パリっと大きく口に入れて 上あごにくっついて、慌てることがあります。 年齢に関係なく注意しないといけませんね。
喉に詰めるということは食品の形状なども関係しますが、食べ方など あわてて飲込まない など注意することが必要ですね。
厚生労働省のホームページに「主な不慮の事故の種類別にみた死亡数の年次推移」というグラフが掲載されています。それをみますと 平成18年以降 窒息が交通事故を上回っています。平成20年には窒息(9,419千人)交通事故(7,499千人)転倒・転落(7,170千人)溺死(6,464千人)のようです。 溺死もじわじわと増えてきてます。
そういえば「吾輩は猫である」の 猫ちゃん(野郎)お猫様 どうなったと思います?
最後に「のどに物が詰まった」ときの対処法(一例)
(異物が詰まった直後で、意識がある場合)
(異物が詰まってから時間が経過して、意識がない場合)
○救急車を呼ぶ(119番)
○気道をしっかりと確保する。
○心肺蘇生法を行う。